
シェア率が高い5大チャットツールの有料プランの価格を徹底比較し、Slackがどういう要因でコストがかかるのか具体的に解説。コストを抑えつつ、チーム内のコミュニケーション量・質をさらに向上させる方法をご紹介します。
Slackの有料プランが高く「コストがかかるな」と悩んでいる方は多いです。
というのも日本のビジネスチャットツールにおけるSlackのシェアはMicrosoft Teamsに次ぐ2位で、導入している企業が多いためです。
この記事では、シェア率が高い5大チャットツールの有料プランを徹底比較し、Slackがどういう要因でコストがかかるのか具体的に解説しています。
実はSlackを無料プランのままでも、仮想オフィスを併用すればコストを削減できる可能性があります。
この記事を読めば、Slackにかかるコストを抑えつつ、チーム内のコミュニケーション量・質をさらに向上させるきっかけを掴めます。
Slackが高い5つの理由!5ツール比較表で解説

日本の5大チャットツールである
- Slack
- Microsoft Teams
- LINE WORKS
- Google Chat
- Chatwork
の一番安い有料プランを比較し、表を作成しました。
| ツール | 月額/人(年間契約) | トライアル | ストレージ | ビデオ通話 | SLA |
|---|---|---|---|---|---|
| Slack | ¥925 | 問い合わせで可 | 10GB | 15人 | ✕ |
| Microsoft Teams | ¥599 | ✕ | 10GB | 300人 | ✕ |
| LINE WORKS | ¥450 | 認定パートナーのみ | 1TB(共有) | 200人 | ○ |
| Google Chat | ¥680 | 14日間(10人まで) | 30GB | 100人 | ○ |
| Chatwork | ¥700 | 1ヶ月 | 10GB | 14人 | ✕ |
他のチャットツールと比較するとSlackの有料プランが高い以下の5つの理由がわかります。
- チャットツールの中でも月額料金が最も高い
- ストレージが少ない
- 同時通話可能な人数が少ない
- サービス品質保証がついていない
- 学習コストが高い
Slackにコストがかかる理由をそれぞれ詳しく解説します。
チャットツールの中でも月額料金が最も高い

年間契約での月額料金
5大チャットツールで1人当たりの月額料金を比べると、Slackの料金(925円)が一番高い結果となりました。
5ツールの一番安い有料プランの平均額は670円なので、SlackとGoogle Chatの料金が高いことがわかります。
驚きなのはSlackの料金がTeams(450円)の料金のほぼ2倍ということで、かなりの高価格です。
ちなみに、
- Teamsのもう1つ高いプランでも899円
- LINE WORKSのもう1つ高いプランでも800円
- Chatworkのもう1つ高いプランでも1,200円
なので、Slackの料金の高さに目がいってしまいます。
もちろん、料金に見合ったパフォーマンスをしてくれれば問題ありません。料金以外の機能についても見ていきましょう。
ストレージが少ない

LINE WORKSは1人当たりではなく共有ストレージ(1TB)のため除外
Slackのストレージは、Teams、Chatworkと並び10GBと最も少ないです。
Google Chatは30GBなので、他の3つのチャットツールより3倍多いことがわかります。
もちろん同じ月額料金で同じストレージであれば問題ありませんが、前述のとおりSlackの有料プランは最も料金設定が高いです。
| ツール | 1GBあたりの料金(一番安いプラン) | 1GBあたりの料金(1個上のプラン) |
|---|---|---|
| Slack | ¥92 | ¥160 |
| Teams | ¥59 | ¥89 |
| Google Chat | ¥68 | ¥136 |
| Chatwork | ¥70 | ¥120 |
ストレージ1GB当たりの料金に換算すると上の表の通り、Slackのコスパの悪さがわかります。
同時通話可能な人数が少ない

SlackやChatworkなどのチャットツールの弱点の1つに、同時にビデオ通話できる人数が少ないことが挙げられます。
もちろん「チャット」ツールなので、Teamsなどと同じ土俵に上げてはいけません。
しかし、Slackで考えなければいけないのは「月額料金が高い」にもかかわらず、ビデオ通話人数も限られているということです。
同じくチャットツールとして分類されるChatworkと比べても、Chatworkは500円でビデオ通話14人、Slackは925円で50人です。
サービス品質保証がついていない
| ツール | 月額/人(年間契約) | SLA |
|---|---|---|
| Slack | ¥925 | ✕ |
| Microsoft Teams | ¥599 | ✕ |
| LINE WORKS | ¥450 | ○ |
| Google Chat | ¥680 | ○ |
| Chatwork | ¥700 | ✕ |
Slack、Teams、Chatworkの一番安い有料プランにはサービス品質保証(SLA)が付いていません。
サービス品質保証を簡単に説明すると、「バグや不具合が起こらずに99.9%以上の時間はアプリがちゃんと使えること」です。
例えば、事前予告の無いメンテナンスがたくさんあれば、サービス品質保証はなされていないことになります。
つまり、Slack・Teams・Chatworkの一番安い有料プランはサービス品質保証がないため、いつ使えなくなるか保証されていないということです。
もちろん、サービス品質保証がないからといって全く使えないわけではありません。ただ、緊急時はどうなるかわからないということです。
ちなみにSlack・Teams・Chatworkはどれも1つ上のプランを使えば、サービス品質保証が付きます。
学習コストが高い
Slackはチャットはチャットでも日常的に使われているLINEなどとは少し違うシステムのため、初めて利用する人は慣れるまでに時間がかかります。
Slackをうまく使うには
- ワークスペース
- ワークスペースの中のチャンネル
- チャンネルの中のスレッド
という仕組みを理解しなければなりません。
LINEやChatworkのように誰からメッセージが来て、いくつ未読があるかが最初はわかりづらいです。
もちろん使い続ければ慣れてくるものですし、慣れてしまえばメリットを最大限に受けられます。
ポイントは、「初期の学習コストが高い」ということです。
Slackが高いと思うなら無料プランへの変更+仮想オフィスの体制がおすすめ

Slackが高いとお困りなら無料プランへ変更し、「Slackの無料プラン+仮想オフィス」の体制をおすすめします。
なぜなら、Slackを有料プランにするよりもコストを抑えられるからです。
- 仮想オフィスのVoicePingは15人で年90,000円、Slackは年166,500円、差は76,500円
- 仮想オフィスのVoicePingは50人で年240,000円、Slackは年555,000円、差は315,000円
仮想オフィスが安いのは明らかですが、チャットツールであるSlackと仮想オフィスを「併用」すると最大限のコスパになります。
つまり、Slackを有料プランのまま使い続けるより「安い仮想オフィスと無料のSlack体制」を築くことで生産性を上げられ、コストも削減できるということです。
Slackでは得られない仮想オフィスのメリット
仮想オフィスにはSlackでは得られない4つのメリットがあります。
- いつ返信が返って来るかわからない不安がなくなる
- ニュアンスが伝わらないストレスがなくなる
- テレワークでも「一緒に働いている感」がある
- チームメンバーの業務状況が分かる
いつ返信が返って来るかわからない不安がなくなる
仮想オフィスを使えば、相手のステータスがわかるので返信を待たずとも声をかけて確認できます。
Slackなどのチャットツールの利点は気軽にメッセージを送信できる点ですが、メッセージを見るタイミングは相手にゆだねられています。そのため、メッセージを送っても返信が返ってこない不安はつきものです。
対して、ほとんどの仮想オフィスは
- 話しかけてもいい状態なら緑
- 別のことをしていて忙しいなら赤
という風に個人がステータスを設定できます。
メッセージを送っても返信が返ってこない時、相手のステータスを見て「忙しいから見れてないのか」と知れますし、すぐ確認したい場合は声をかけることで解決できます。
また、メッセージに不意に既読を付けてしまい齟齬が生じた時でも、「メッセージ見た?」と気軽に声をかけられるため、業務スピードを落とすことがありません。
ニュアンスが伝わらないストレスがなくなる
「文字だけでは伝わらないけど、わざわざWeb会議するまでの内容でもない」という時、仮想オフィスであれば一瞬で解決できます。
なぜなら、声をかけたい相手がオンライン上のオフィスで一緒に仕事しているので、オフィスの時と同様に声をかけられるからです。
相手が話しかけてもいい状態なら、声をかけて「これってこうだよね」と文字では伝わらない事案をあっという間に解決できます。
話しかけるのと同時に画面共有もできるため、Web会議を開くまでもなく簡単に意思の疎通が行えます。
テレワークでも「一緒に働いている感」がある
仮想オフィスはオンライン上のオフィスで一緒に働きます。オンラインのオフィスにそれぞれの社員のアイコンが並び、あたかも本当のオフィスにいる感覚が味わえます。
朝出社した時、同じ部署の全員にSlackで「おはようございます」というメッセージを送ると迷惑になる場合が多いです。一方で、仮想オフィスでは気軽に「おはよう」と声をかけられ、コミュニケーション量の低下を防げます。
また、仮想オフィス内には社員が働くフロアだけでなく、
- 会議室
- 応接室
- 休憩スペース
などの仮想空間を自由にカスタマイズできるツールもあります。
チームメンバーの業務状況が分かる
仮想オフィスでは、基本的なステータスだけでなく、今取り組んでいる作業内容も可視化されます。
相手がどんな作業をしているのかが分かるので、関係する内容で質問をしたり、手伝ってあげたりすることが自然にできるようになります。例えば、営業資料を作成している相手に、声をかけて修正して欲しい部分を具体的に伝えるといったことが可能です。
ツールによっては、メンバーがPC上で使っているアプリを確認する機能やチーム全体の作業ログを確認できるタイムトラッキング機能を利用できるものもあり、Slackでは見えないチームの業務状況が見えるようになり、生産性向上に繋がります。
Slackと併用できる仮想オフィス4選
VoicePing

| プラン | 無料 | スモール | プレミアム | エンタープライズ |
|---|---|---|---|---|
| 1スペース/月 | ¥0 | ¥8,250(税込) | ¥33,000(税込) | ¥990/人(税込) |
| 人数 | 5人 | 15人 | 50人 | 無制限 |
| 初期費用 | ¥0 | |||
| トライアル期間 | 永久無料 | 14日間 | ||
| 画面共有 | ○ | |||
| チャット | ○(Slack・Chatwork連携可) |
VoicePing(ボイスピング)はSlack・Chatworkと連携が可能で、連携するとメンバーが今何をしているのかが自動通知されます。
そのわけは、VoicePingにタイムトラッキング機能があるからです。タイムトラッキング機能とは、どのプロジェクトに誰の時間が使われているのかを把握する機能です。
例えば、VoicePingで「企画書作成」というプロジェクトを始めたとします。すると、連携されたSlack・Chatworkに自動で「企画書作成」を始めたことが通知されます。
VoicePingを使うと、チャットツールだけでは得られない生産性の向上が狙えます。
導入ステップ:
- 無料プランを有志で使ってみる
- 有料プランのトライアル14日間使ってみる
- 導入も初期費用0円
と導入までのコストは0です。気になる方は無料プランだけでも使ってみてください。
Tandem

| プラン | Free | Small Teams | Medium Teams |
|---|---|---|---|
| 月額/1ユーザー | $0 | $8(年契約) | 問い合わせ |
| 人数 | 50人 | 制限なし | 制限なし |
| 初期費用 | $0 | ||
| トライアル期間 | 永久無料 | 30日間 | 問い合わせ |
Tandem(タンデム)は、アメリカの仮想オフィスツールで、DropboxやSpotifyなどの大手企業も使用している仮想オフィスツールです。
VoicePingと同じく永久無料プランがあり、いくらでもお試しできますが英語表記のみのため注意して下さい。
UI自体は非常にシンプルで、2次元のオフィスがあるというわけではなく、一覧に社員が簡素に映る形です。誰が出社しているか、何をしているか、どの会議室に誰と誰がいるかなどがすぐわかります。
そのため、必要最低限の機能だけあればいいという企業におすすめの仮想オフィスツールです。また、アプリ連携数も100以上と豊富で、連携すれば誰がどのアプリを使っているのかが一目でわかります。
oVice

| プラン | Free | Business | 教育機関向け |
|---|---|---|---|
| 1スペース/月 | ¥0/月 | ¥82,500(税込)/月 | ¥200(税込)〜/人 |
| 人数 | 要確認 | 50人以上 | 200人(推奨40人) |
| 初期費用 | ¥0 | ||
| トライアル期間 | 14日間 | ||
| チャット | ○(Slack連携可) |
oVice(オヴィス)は、楽しくアクセスしたいという企業におすすめの仮想オフィスツールです。
200以上の背景バリエーションがあり、好みのオフィスにカスタマイズできます。大企業でも使えることが魅力で、オンライン上でビルのようなオフィスを作成可能。
oViceは、仮想オフィスとして日々の勤務に使えることはもちろんですが、イベントに向いていることも魅力の1つです。
実際の活用事例としては
- 展示会
- 宴会・飲み会
- 全社懇親会
- 就職説明会
などがあります。楽しくアクセスできる環境を作れるのがoViceの強みとなっています。
mycrew

mycrew(マイクルー)は2021年3月にリリースされた、「シンプルなUI」が特徴の仮想オフィスツールです。
人数制限がないため、スペースごとの契約ではなく、1ユーザーごとの契約となります。料金はChatworkのビジネスプランと同じ税込550円/月です。
トライアル期間も2週間あり、十分に検討を重ねてから導入できます。導入の際も初期費用は0円なので心配はありません。
mycrewの機能としては、フロア全体への声かけができます。近くの人だけでなく、フロア全体への声かけで「おはようございます」や「お疲れ様でした」が言え、リモートワークでも実際のオフィスのようにコミュニケーションすることが可能です。
チャットツールと仮想オフィスを併用が生産性向上の鍵
仮想オフィスはSlackでは得られないメリットがたくさんあるツールです。
同じ人数であれば仮想オフィスの方がコストを抑えられますし、リモートワークならではのコミュニケーションの問題解決にも役立ちます。
Slackの有料プランを使い続けるのも1つの方法ですが、SlackやTeamsの無料プランと仮想オフィスの併用でコストを削減し、かつ生産性向上を狙うことも可能です。
無料トライアルや永久無料プランがある仮想オフィスツールもありますので、一度検討してみてください。
VoicePingを無料で試す — 既存のチャットツールと組み合わせて、生産性向上を実感してください。


![[2023年版]AI議事録作成ツール9選!利用用途別におすすめ製品を紹介](/images/blog/ja/ai-meeting-note-tools-featured.png)