
おすすめの議事録作成アプリを5つご紹介。精度や機能の比較が簡単にできて、どのアプリを利用すべきかが分かるようになります。
議事録を作成する手間を省くためにアプリを探しているけれど、さまざまなものがあり、どれを選べば良いかわからないと悩んでいませんか?
「アプリの精度を確かめる手間を省きたい…」「有料版のアプリをダウンロードするときは失敗したくない…」「会議の参加者が利用できるアプリはどれなのだろうか…」
このような悩みを抱えている方向けに、弊社スタッフが各アプリを体験して「精度」「機能」「価格」などの面から点数を付けて、本当に役立つ5つのアプリを厳選してご紹介します。
議事録作成アプリの選び方
議事録の作成におすすめのアプリをランキング形式でご紹介する前に、どのような基準で製品を選んだか解説します。おすすめ度は5つの基準で判断しました。
精度
1つ目が「読み取りの精度」です。これらの精度が低いと、議事録メモとして活用できなくなります。また、音声データを文字起こしするときに句読点がないと読みにくく、文字起こし後に修正しなければいけません。
その一方で、精度の高いアプリは、誤字脱字も少なくて句読点を付けてもらえるため、そのままでも議事録メモとして活用できます。
機能
2つ目が、議事録作成を効率化するための「機能」です。議事録作成を効率化するための機能には、以下のようなものがあります。
| 機能 | 詳細内容 |
|---|---|
| 文字起こし | 音声データの文字起こしを行う |
| 句読点 | テキストに「、」や「。」を付ける |
| 要約 | テキスト内容を簡略化して要点をまとめる |
| 話者識別 | 会議の発言者を識別する |
| タイムスタンプ | 発言内容の時刻を記録する |
| 録音 | 会話内容を録音する |
| 音声聞き直し | 音声を聞き直す |
| 倍速再生 | 音声を2倍速や3倍速で聞ける |
| 無音スキップ | 音声データの無音部分をスキップ |
| 専門用語登録 | 専門用語を登録して自動文字起こし |
| リアルタイム翻訳 | 会話内容をリアルタイムで翻訳 |
| 編集 | 文字起こしデータの修正・編集 |
| 共有 | テキストデータを共有する |
| 出力 | テキストデータを出力する |
時間制限
3つ目が、文字起こしの制限時間です。アプリによって文字起こし時間に制限がかけられているものがあります。時間制限が定められているかは必ず確認しましょう。なぜなら、1時間の会議内容のメモを取ろうとしたら、30分のメモしか取れなかったとトラブルを招く恐れがあるためです。
料金体系
4つ目が料金体系です。アプリの中には、完全無料で利用できるアプリもあれば、アップグレードすることで利用時間を伸ばせたり、豊富な機能が利用できたりするアプリもあります。大切なことは、費用対効果が感じられるものを選ぶことです。
対応OS
5つ目が対応OSです。AndroidとiOSに対応しているアプリを利用するようにしましょう。
なぜなら、アプリで文字起こしをする場合は、各自がデバイス越しに話すことで話者識別ができるようになるためです。そのため、会議の参加者にアプリをダウンロードしてもらう必要があります。
どちらかのOSに対応していないと、会議参加者がアプリをダウンロードできないという事態を招いてしまいます。そのため、どちらのOSにも対応しているアプリを選ぶことをおすすめします。
議事録作成アプリの比較表
| 機能 | VoicePing | Group Transcribe | LINE CLOVA Note | Texter | Notta |
|---|---|---|---|---|---|
| 句読点 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 文字起こし | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 要約 | ○ | × | × | ○ | ○ |
| 話者識別 | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
| タイムスタンプ | ○ | × | ○ | × | ○ |
| 録音機能 | ○ | × | ○ | ○ | ○ |
| 音声聞き直し | ○ | × | ○ | × | ○ |
| 倍速再生 | × | × | ○ | × | ○ |
| 無音スキップ | ○ | × | ○ | × | ○ |
| 専門用語登録 | ○ | × | × | × | ○ |
| 翻訳機能 | ○ | ○ | × | × | ○ |
| 編集機能 | ○ | × | ○ | × | ○ |
| 共有機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 出力機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 時間無制限 | ○ | × | × | × | ○ |
| 完全無料 | × | ○ | ○ | × | × |
| OS | Android iOS | iOS | Android iOS | iOS | Android iOS |
※翻訳機能には、リアルタイム型と後処理型があります。母国語が異なる人と会話を楽しみたい方は、リアルタイム型の製品を選びましょう。
議事録作成アプリのおすすめ5選
次に、おすすめアプリについて詳しく解説します。
外資系企業との会議を円滑に進められる「VoicePing」
VoicePingは2,000人以上のビジネスパーソンが利用しているバーチャルオフィスアプリです。Web会議システムが搭載されており、オンライン上で話した内容はリアルタイムで文字起こし、多言語に翻訳できます。
VoicePingの特徴
- 高品質な音声入力ができてメモを取らずに済むため、会話に集中できる
- ChatGPTが搭載されており、会議の内容を要約できる
- 話者識別やタイムスタンプなどの機能が搭載されている
- 聞き直したい箇所をタップすれば、その箇所の音声を聞き直せる
- 専門用語を登録しておけば、文字起こしされるようになる
- 53ヵ国の言語にリアルタイム翻訳ができる
言語が異なる相手と円滑に会話を進めて、複数の言語の議事録を素早く作成したいという方におすすめのアプリです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 録音制限時間 | 無料プラン:60分 / スモールプラン:600分 / プレミアムプラン:無制限 |
| 料金 | 無料プラン:0円 / スモールプラン:8,250円/月 / プレミアムプラン:22,000円/月 |
| 対応OS | iOS / Android |
30分以下の会議が多い方におすすめ「Group Transcribe」
Microsoft社が提供する音声入力アプリです。この製品は同社のイノベーションプロジェクト「Microsoft Garage」から誕生しました。
Group Transcribeの特徴
- 高品質な音声入力ができてメモを取らずに済むため、会話に集中できる
- 80ヵ国の言語にリアルタイム翻訳できる
- 誰でも簡単に操作できる
- テキストデータを2年間保存できる
- 完全無料で利用できる
- 音声を聞き直すことができない
- 1回30分と使用時間に制限がある
- Android版の提供がされていない
80ヵ国の言語にリアルタイム翻訳、高品質な音声入力ができるため、5分など短い会話をメモしておきたい方におすすめです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 録音制限時間 | 30分/回 |
| 料金 | 完全無料 |
| 対応OS | iOS |
画像や音声データなどの文字起こしも可能「Texter」
フリーランスエンジニアの松岡祐一さんが開発したアプリです。App Storeで約5,600件の評価がされています。
Texterの特徴
- 文字起こしの精度が高い
- 文字起こしの要約ができる
- 録音データが聞ける
- DeepLを活用して翻訳ができる
- 編集・エディター機能が搭載されている
- 画像や音声などのデータの文字起こしができる
- 話者識別やタイムスタンプの機能が搭載されていない
- 句読点が付かないため、修正などの後処理が必要になる
かなり精度が高いですが、話者識別ができません。しかし、画像データの文字起こしができるため、さまざまなデータのテキスト化を検討している方は満足できるでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 録音制限時間 | Premium M:3時間/月 / Premium M+:10時間/月 |
| 料金 | Premium M:1,500円/月 / Premium M+:3,000円/月 |
| 対応OS | iOS |
声の質から話者を識別できる「LINE CLOVA Note」
株式会社LINEが提供している音声入力アプリです。Apple Storeで6,400件の評価がされるほど人気のアプリです。
LINE CLOVA Noteの特徴
- 文字起こしの精度が高い
- 声の特徴から話者を識別できる
- テキストエディタで編集できる
- データを共有できる
- 会話内容で多かったキーワードを抽出できる
- 完全無料で利用できる
- 1ヶ月300分と時間制限がある
- リアルタイムの文字起こしはできない
1つのアプリを起動させて声のトーンだけで話者を識別できるのは、LINE CLOVA Noteのみです。そのため、話者識別に特化したアプリを探している方は満足できるでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 録音制限時間 | 300分/月 |
| 料金 | 完全無料 |
| 対応OS | iOS / Android |
録音から編集、共有までワンストップ「Notta」
Nottaは500社以上100万人以上に利用されているアプリです。人気の秘密は議事録作成を効率化できるように、「録音」「編集」「要約」「共有」がワンストップでできること。
Nottaの特徴
- 文字起こしの精度が高くて修正する必要がない
- 話者識別やタイムスタンプ機能が搭載されている
- テキスト箇所を選択すると音声を聞き直せる
- AI要約機能が搭載されており、議事録作成を効率化できる
- テキストを翻訳することができる
- 専用のエディターがあり、テキストを編集できて、そのままデータを共有できる
- リアルタイム翻訳はできない
他の製品と比較して料金は割高ですが、議事録作成の時間を削減したいという方におすすめのアプリです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 録音制限時間 | 無料プラン:60分 / 有料プラン:無制限 |
| 料金 | 無料プラン:0円 / 有料プラン:要確認 |
| 対応OS | iOS / Android |
まとめ
今回はおすすめの議事録作成アプリをご紹介しました。従来は音声を録音できるアプリが主流でしたが、AIの登場で文字起こしができるものや、翻訳ができるものが登場してきました。
2022年11月に登場したChatGPTを活用して、会議内容の要点をまとめてくれるアプリまで登場しています。これらのアプリを活用すれば、議事録作成を効率化できるため、気になったアプリをダウンロードしてみてください。


