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ChatGPT Recordで議事録を作る方法と限界|専用ツールとの違い

VoicePing編集部 9 分で読めます
ChatGPTで会議の文字起こしと要約を作成するイメージ
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ChatGPT Recordで会議を録音・文字起こし・要約する手順、対応環境、4時間上限、保存と学習利用、専用AI議事録ツールとの違いを解説します。

ChatGPTには、会議や音声メモを録音し、リアルタイムで文字起こしして要約する「Record」があります。録音後のメモを、メール、プロジェクト計画、タスク一覧などへ対話しながら変換できることが強みです。

一方で、ChatGPT Recordはすべての端末で使える汎用議事録アプリではありません。対応OS、言語品質、会議への参加方法、組織管理の要件によっては専用ツールのほうが適しています。

この記事は2026年7月14日にOpenAIの公式ヘルプ を確認して作成しています。提供プラン、上限、保存条件は変更される可能性があります。

結論:Macで「録音後の文書化」まで進めたい人に向く

ChatGPT Recordが向いているのは、次のような使い方です。

  • Macで参加する会議や音声メモを記録する
  • 文字起こしと要約を同じチャットで確認する
  • 会議メモからフォローメールや計画書を作る
  • 過去の録音内容についてChatGPTへ質問する

反対に、次の要件では専用のAI議事録・翻訳ツールも比較してください。

  • iPhone、Android、Windowsを主に使う
  • Zoom、Microsoft Teams、Google MeetへBotを自動参加させる
  • 英語以外、または複数言語の会議中にリアルタイム翻訳する
  • 組織全体の議事録を横断検索・権限管理する
  • CRM連携、専門用語辞書、外部ゲスト向け字幕が必要

ChatGPT Recordの基本仕様

項目2026年7月14日時点の公式情報
対象プランPlus、Pro、Business、Enterprise、Edu
対応環境ChatGPT macOSデスクトップアプリ
録音時間1セッション最大4時間(240分)
文字起こし録音中にリアルタイム表示、複数話者に対応
言語英語で最もよく機能し、他言語は精度にばらつき
出力文字起こし、要約、キャンバス、チャット内での文書変換
音声文字起こし後に自動削除
文字起こし・キャンバスワークスペースの通常の保持設定に従う

「ChatGPTを使える」ことと「Recordを使える」ことは同じではありません。録音ボタンがない場合は、macOSアプリのバージョンとログイン中のプランを確認してください。

ChatGPT Recordで議事録を作る手順

1. 録音前に参加者の同意を得る

録音の目的、保存先、共有範囲を説明し、必要な同意を得ます。OpenAIも、他者を録音する前に現地の法律を確認し、適切な同意を得るよう案内しています。無断録音を前提に使わないでください。

2. Macの権限を確認する

初回は、macOSのマイクと「画面およびシステムオーディオ録音」への権限が必要です。

  1. macOSの「システム設定」を開く
  2. 「プライバシーとセキュリティ」を開く
  3. 「マイク」でChatGPTを許可する
  4. 「画面およびシステムオーディオ録音」でもChatGPTを許可する

権限を変更した後、アプリの再起動が必要になる場合があります。

3. チャットから録音を開始する

ChatGPT macOSアプリで任意のチャットを開き、入力欄の録音ボタンを選びます。会議中は文字起こしが表示され、録音を一時停止・再開できます。

Zoom、Microsoft Teams、Webexなどは、Mac上で会議に参加し、Recordを手動で開始します。公式ヘルプでは、カレンダーからの自動参加は現在Google Meetリンクのみを対象として案内しています。

4. 停止してメモを生成する

録音を停止し、「送信」を選ぶと文字起こしがアップロードされ、要約メモが生成されます。同じセッションで続けたい場合は再開し、保存せず破棄する場合は削除を選びます。

4時間を超えるセッションは自動停止し、メモが生成されます。長い研修やイベントは、休憩など意味のある区切りでセッションを分けると確認しやすくなります。

5. 原文を確認してから成果物へ変換する

AI要約には誤りがあり得ます。最初に人名、会社名、数字、決定事項、担当者、期限を文字起こしと照合します。その後、次のように依頼します。

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この会議メモを、次の形式で整理してください。
- 決定事項
- 未決事項
- 担当者と期限が明示されたアクション
- 顧客から出た懸念

元の文字起こしに根拠がない内容は追加せず、
不明な担当者や期限は「未確認」と書いてください。

メールを作る場合も、要約から直接送らず、根拠を確認します。

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確認済みの決定事項だけを使い、参加者向けのフォローメールを作成してください。
冒頭にお礼、本文に決定事項と次回アクション、末尾に未決事項を入れてください。

ChatGPT Recordの強み

議事録から次の仕事へ移りやすい

専用の議事録画面で終わらず、会議内容をもとにメール、仕様案、プロジェクト計画、コードのひな形などを作れます。文体、長さ、対象読者を対話で調整できる点が特徴です。

過去の録音について質問できる

「録音履歴の参照」が有効な場合、過去の録音から作られたメモや文字起こしを参照し、「先週の会議で何を決めたか」のような質問に答えられます。機密情報を扱う組織では、利便性だけで有効化せず、ワークスペース管理者が保持方針と合わせて判断してください。

音声ファイルは文字起こし後に削除される

公式ヘルプでは、録音音声は文字起こしの目的だけに使用され、その後自動削除されると説明しています。ただし、文字起こしとキャンバスはチャットの保持設定に従うため、「音声が消える=会議内容がすべて消える」ではありません。

ChatGPT Recordの限界と注意点

macOS以外を主端末にすると使いにくい

2026年7月14日時点でRecordはmacOSデスクトップアプリのみです。Windows会議室、iPhoneの対面録音、Androidの外出先録音を統一したい場合は、マルチデバイスの文字起こしアプリを比較してください。

日本語や多言語の品質を実音声で確認する必要がある

OpenAIは、Recordが英語で最もよく機能し、他言語の精度にはばらつきがあると案内しています。「Whisperだから日本語で必ず○%」のような固定の精度は言えません。自社の日本語、日英混在、専門用語を含む音声で、修正時間を測ります。

会議参加・共有・管理の専用機能が限られる

AI議事録専用ツールには、会議Bot、カレンダー連携、専門用語辞書、CRM同期、外部共有、組織横断検索、管理者向け監査などがあります。ChatGPT Recordだけでそれらが不要になるわけではありません。

AIの要約は正式な議事録ではない

文字起こしと要約は誤る可能性があります。契約、価格、納期、人事評価などの重要事項は原音・原文と照合し、責任者が承認します。

データ利用と保存を確認する

音声、文字起こし、キャンバスは扱いが違う

  • 音声録音:文字起こし後に自動削除され、モデル学習には使われない
  • 文字起こし・キャンバス:チャットと同じ保持設定が適用される
  • 会話を削除した場合:法的な保持義務などを除き、関連データは通常30日以内にシステムから削除される

個人向けと法人向けで学習設定が違う

公式ヘルプによると、Business、Enterprise、Eduのワークスペース内容はデフォルトでモデル学習の対象外です。PlusやProなどでは、「すべての人のためにモデルを改善する」が有効な場合、文字起こしとキャンバスがモデル改善に使われることがあります。機密会議の前に設定と組織ポリシーを確認してください。

EnterpriseとEduではRecordがデフォルトで無効であり、ワークスペース所有者が有効化する必要があります。

専用AI議事録ツールとの比較

比較項目ChatGPT Record専用AI議事録ツール
主な強み要約後の対話・文書作成記録の自動化、共有、管理、会議連携
端末macOSアプリWeb、Windows、Mac、iOS、Androidなど製品ごと
会議参加Macで録音、Google Meetは自動参加の案内ありBot、PC音声、会議連携など製品ごと
多言語英語が最良、他言語はばらつき翻訳特化、言語特化など製品ごと
辞書・CRM議事録専用機能としては限定的製品・プランにより対応
組織管理ChatGPTワークスペース設定議事録単位の共有、監査、保存管理など

専用ツールを選ぶ場合はAI議事録ツール比較 を、端末別に選ぶ場合は文字起こしアプリ比較 をご覧ください。

ChatGPT RecordとVoicePingの使い分け

ChatGPT Recordは、Macで録音し、会議後に内容をさまざまな文書へ展開するときに便利です。

VoicePing は、Zoom、Teams、Google Meet、対面会議やイベントで、会議中の文字起こしとリアルタイム翻訳を参加者へ届け、その後の要約・決定事項・アクションアイテムを会議ログとして残したい場合に向きます。

課題検討しやすい選択
Macの音声メモを企画書へ変えるChatGPT Record
英語会議を日本語で追いながら参加するVoicePingなどリアルタイム翻訳型
複数の端末・会議形式を統一するマルチデバイスの専用ツール
営業記録をCRMへ送るCRM連携を持つ専用ツール

よくある質問

ChatGPT Recordは無料で使えますか?

公式ヘルプではPlus、Pro、Business、Enterprise、Eduを対象としており、Freeは対象に含まれていません。追加料金や上限は変更される可能性があるため、利用時のプラン画面を確認してください。

iPhoneやWindowsで使えますか?

2026年7月14日時点ではmacOSデスクトップアプリのみです。ほかの端末では別の文字起こしアプリを使うか、適切な権限を持つ録音ファイルを別の対応手順で処理します。

ZoomやTeamsへ自動参加しますか?

公式ヘルプでは、カレンダーからの自動参加はGoogle Meetリンクのみを案内しています。Zoom、Microsoft Teams、WebexなどはmacOSアプリでRecordを手動開始します。

日本語会議でも使えますか?

利用できますが、公式ヘルプは英語で最もよく機能し、他言語は精度にばらつきがあると説明しています。日本語の固有名詞や日英混在を含む実音声で確認してください。

本記事はOpenAIの公式ヘルプを定期確認し、対応プラン、OS、時間上限、保存・学習条件に重要な変更があった場合に更新します。

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