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MedTech ROUND Pitch Day を支えた、英語から日本語へのリアルタイム翻訳

VoicePing編集部 5 分で読めます
MedTech ROUND Pitch Day を支えた、英語から日本語へのリアルタイム翻訳

MedTech ROUND Pitch Day で、VoicePing が医療機器スタートアップの英語ピッチを日本語へリアルタイム翻訳。QRコード、会場スクリーン、医療機器向けの専門用語辞書で支援しました。

MedTech ROUND Pitch Day を支えた、英語から日本語へのリアルタイム翻訳

9社の医療機器スタートアップが、英語でピッチしました。会場を埋めた日本の医師・技術者・メーカー関係者は、その内容を日本語で、手元のスマートフォンとスクリーンからリアルタイムに追うことができました。

MedTech ROUND Pitch Day のメインステージで英語のピッチが行われ、その隣の2つ目のスクリーンに日本語へのリアルタイム翻訳が映し出されている様子。 メインスクリーンには英語のピッチ、左側の2つ目のスクリーンには日本語へのリアルタイム翻訳。

イベントについて

MedTech ROUND Pitch Day は、2026年5月28日(木)、東京ミッドタウン八重洲の5階イベントスペースで開催されました。東京駅を見下ろすこの会場で行われたのは、医療機器スタートアップの事業化支援プログラム「MedTech ROUND」のデモデーです。プログラムは東京大学の Tokyo Biodesign が運営し、経済産業省(METI)と AMED(国立研究開発法人 日本医療研究開発機構)が支援しています。

登壇までの選考は狭き門でした。応募したスタートアップは約80社。その中から12社がプログラムに選ばれ、当日は9社がピッチに臨みました。会場には、プログラムの協賛企業として国内外の主要な医療機器メーカーが15社ほど参加。投資家やプログラムの運営者も加わり、会場は満席となりました。

MedTech ROUND Pitch Day のタイトルスライド。東京大学・Tokyo Biodesign・経済産業省・AMED がプログラムの支援者として示されている。 プログラムを支えるのは、東京大学 Tokyo Biodesign、経済産業省、そして AMED。

課題

イベントは全編が英語で進行しました。9社のスタートアップは、いずれも英語でピッチを行いました。会場にいた国内外のメーカーや海外ゲストにとって、英語が共通言語だったからです。ただ、スタートアップが特に届けたい相手である日本の医療機器メーカー、臨床医、投資家の多くは、日本語で考え、日本語で仕事をしています。英語が伝わらなければ、ピッチそのものも伝わりません。

医療機器のピッチは、そもそも翻訳が難しいものです。解剖、術式、デバイスの機構、規制の用語、疾患や技術の名称など、専門用語が密に詰まっています。こうした言葉は、一般的な翻訳ツールが取りこぼしやすいところです。そしてこの会場では、その専門用語こそが要でした。用語が正確に伝わってはじめて、ピッチは伝わります。

ピッチデーの準備が整った東京ミッドタウン八重洲のイベントスペース。東京駅を見下ろす。 東京ミッドタウン八重洲の5階イベントスペース。会場が埋まる前の様子。

VoicePing が行ったこと

VoicePing は、このイベントのリアルタイム翻訳を担当し、英語のピッチを話されるそばから日本語にしていきました。すべての登壇が英語だったため、翻訳は英語から日本語への一方向です。だからこそ、その一方向をできるかぎり正確にすることに準備を集中しました。

当日に向けて、VoicePing はこのイベント専用の英日辞書を用意しました。主催者が用意した用語の対訳リストと、ピッチ資料そのものをもとに作成し、英語の専門的な医療・技術用語を認識して日本語で正しく表示できるよう調整したものです。ねらいはシンプルでした。登壇者がデバイス名や臨床用語を口にしたとき、日本語の翻訳に正しい言葉が出るようにすることです。

参加者は、自分に合った方法で翻訳を追うことができました。多くの人は QR コードを読み取り、手元のスマートフォンで、アプリを入れることなく日本語の翻訳を読みました。翻訳はメインステージの隣に置かれた専用のスクリーンにも表示され、顔を上げればそこでも確認できます。イベント終了後には、VoicePing から主催者へ、当日の記録一式として英語と日本語の書き起こし、そして音声をお渡ししました。

Translation QR Code のスライド。参加者はこの QR コードを読み取り、VoicePing の日本語リアルタイム翻訳を手元のスマートフォンで閲覧した。 参加者は QR コードを読み取り、手元のスマートフォンでリアルタイム翻訳を閲覧。アプリのインストールは不要。

当日の様子

当日はスムーズに進みました。ピッチが続くあいだ、メインステージの英語は、少し遅れて日本語として表示されました。会場のあちこちのスマートフォンにも、専用スクリーンにも同じ翻訳が流れます。おかげで参加者は、翻訳を待つのではなく、それぞれの話にそのまま入っていくことができました。用語辞書を事前に用意していたため、ピッチの要となる専門用語は、ステージで初めて出会う言葉ではなく、あらかじめ備えた言葉として扱えました。

主催者からは当日のバイリンガル記録も求められていました。イベント後には、英語と日本語が対応した書き起こしと音声をお渡ししました。

会場に設置された VoicePing の翻訳画面。ライブの書き起こしが表示されている。 VoicePing の画面に映るリアルタイム翻訳(写真は開演前のサウンドチェック時のもの)。

なぜ大切なのか

日本の医療機器産業は、世界とより近い距離で協働しようとしています。海外のアイデアを取り入れ、日本のスタートアップが世界の市場に届くようにするためです。この日のように、創業者が英語でピッチし、それを国内外のメーカーが受け止める場は、まさにその交わりが生まれるところです。そしてそれは、言葉が壁にならないときにだけ成り立ちます。

VoicePing があるのは、そのためです。ステージの言葉がどれだけ専門的でも、場の重みがどれだけ大きくても、会場の一人ひとりが自分の言語で内容を追えるようにすること。それが、リアルタイム翻訳の役割です。

MedTech ROUND Pitch Day で、満席の会場がピッチに耳を傾ける様子。前方のスクリーンにはリアルタイム翻訳。 満席の会場が、前方のリアルタイム翻訳とともにピッチを追う。

概要

イベントMedTech ROUND Pitch Day。東京大学 Tokyo Biodesign が運営し、METI と AMED が支援する医療機器スタートアップ・アクセラレーションプログラムのデモデー
日時2026年5月28日(木)15:00-18:00
会場東京ミッドタウン八重洲 5階イベントスペース(Innovation Field)/東京都中央区八重洲
参加者数約100名
形式英語で行われるピッチデー。医療機器スタートアップ9社が、協賛企業約15社・投資家・運営者に向けてピッチ
対応言語VoicePing は48言語に対応。当日は英語から日本語を使用
提供方法手元のスマートフォン(QR コード、アプリ不要)と会場内の専用スクリーン
VoicePing の役割医療機器の専門用語辞書を用いた英語から日本語へのリアルタイム翻訳。終了後にバイリンガルの書き起こしと音声を提供

日本の聴衆に向けて、英語のイベントを開きますか?

VoicePing は、カンファレンス・セミナー・ピッチデーにリアルタイム翻訳を持ち込みます。専門用語が飛び交い、その正確な言葉こそが要となるイベントでも対応できます。

  • あなたの用語に合わせて:お手元の用語リストや資料から専用の辞書を用意でき、専門的な言葉を推測に頼らず正しく表示します。
  • QR コードを読み取るだけ:参加者は自分のスマートフォンで、自分の言語で、アプリを入れずに追えます。
  • 会場のスクリーンにも:リアルタイム翻訳は共有スクリーンにも表示でき、会場全体で一緒に追うことができます。

VoicePing のイベント向けソリューションについてはこちら。


本記事は、MedTech ROUND Pitch Day における VoicePing のリアルタイム翻訳サポートについて紹介するものです。イベントの詳細は、公開されているイベント情報と当日の資料に基づいています。スタートアップ・協賛企業・個人は、役割による総称で記述しています。

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