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韓国子会社との言語の壁を解消。VTuber事業のグローバル展開を支えるリアルタイム翻訳 ― 株式会社Brave group×VoicePing

VoicePing編集部 1 分で読めます
韓国子会社との言語の壁を解消。VTuber事業のグローバル展開を支えるリアルタイム翻訳 ― 株式会社Brave group×VoicePing

Brave groupがVoicePingで韓国語リアルタイム翻訳と文字起こしを活用し、多言語会議の通訳負荷と海外会議への心理的ハードルを下げた導入事例です。

VTuber事業を中心に、受託開発、ハードウェア企画・販売、トレーディングカードゲームなど多角的に事業を展開する株式会社Brave group。ヨーロッパ、英語圏、タイなど世界各地に拠点を持ち、多数の子会社を運営する同社は、2025年7月に韓国最大級のVTuberプロダクション・ステライブ(StelLive)との経営統合を実施しました。これにより日常的に韓国語でのリアルタイムコミュニケーションが必要となり、VoicePingを導入いただきました。

今回は、VoicePingの導入を主導したグループ管理本部 情報システム部 部長の西晃生さんに、導入の背景から具体的な活用シーン、そして今後の展望までお話を伺いました。

この記事のポイント

  • 課題: StelLiveとの経営統合を機に、韓国語でのリアルタイム翻訳と多言語会議への対応が必要になった
  • 解決策: VoicePingを活用し、韓国語・日本語・英語・タイ語などの会議でリアルタイム翻訳と文字起こしを実施
  • 効果: 通訳担当者の負荷が下がり、海外会議への心理的ハードルも低下
  • 活用シーン: 韓国語リアルタイム翻訳、多言語会議、海外子会社とのコミュニケーション、VTuberイベントでの多言語対応

韓国語リアルタイム翻訳や多言語会議の文字起こしを検討しているチームは、イベント向けリアルタイム翻訳会議の自動文字起こし の活用イメージとしても参考にできます。

株式会社Brave group グループ管理本部 情報システム部 部長 西 晃生氏

株式会社Brave group グループ管理本部 情報システム部 部長 西 晃生氏

IPを軸にグローバル展開するエンターテインメント企業

まず、西さんのお役職と、Brave groupの事業について教えてください。

西さん: 株式会社Brave groupの西と申します。ホールディングスのグループ管理本部 情報システム部の部長をしています。弊社は子会社がたくさんありまして、一番有名なところで言うとVTuberを擁するIP(知的財産)事業ですね。「ぶいすぽっ!」や「StelLive」などのVTuberプロダクションを展開しています。他には受託の開発事業や、IPを用いてキーボードなどを企画・販売する事業、最近ではトレーディングカードゲーム事業もあります。多方面に展開しているので、「どんな会社ですか?」と聞かれるとなかなか一言では難しいですが、主にIPを用いていろんな形で展開している企業です。

韓国企業との経営統合がきっかけ ― リアルタイム翻訳が急務に

VoicePingを導入されたきっかけを教えてください。

西さん: 2025年7月に韓国のStelLive(ステライブ)というVTuber事業をしている会社と経営統合しました。以前からヨーロッパや英語圏、タイにも海外拠点を設けて英語を主に使用して運営していましたが、韓国のケースでは大きな違いがありました。リアルタイムで話す時のメインの言語が英語ではなく韓国語だったのです。

そこで、韓国語にも対応した同時通訳と文字起こしができるツールをいろいろ探し始めたのが、一番最初のきっかけですね。

翻訳ツールは他にもいろいろあったかと思いますが、何が課題でしたか?

西さん: まず弊社はGoogle Workspaceを使っているので、生成AIの翻訳機能なども試してみました。テキストがあった状態で読み込ませて翻訳する分には精度はすごくいいのですが、リアルタイムでの対応は難しかったです。

それから、いくつかのツールを試してわかったことが、日本語を一度英語にしてから韓国語に翻訳する、いわゆる二段階翻訳をしているものが多いということでした。見せ方としては日本語から直接韓国語に翻訳しているように見えるのですが、弊社には韓国語を話せるメンバーもいるので、その方が翻訳結果を見ると「なんかニュアンスがちょっといびつだな」と感じることが多かったです。

VoicePing選定の決め手 ― 言語ごとにAIモデルが異なる

Brave group ロゴ

Brave group ロゴ

その中でVoicePingを選ばれた理由は何でしたか?

西さん: VoicePingの説明を受けた時に、言語を調整する時にそれぞれのモデルが変わっていると伺いました。自分たちが感じていた二段階翻訳のような感覚がないだろうというところが、大きな選定理由になりました。

実際に韓国語を話せるメンバーに確認してもらっても、他のツールと比べて翻訳の自然さは良かったですね。

バックオフィスから事業部横断まで ― 多言語が飛び交う現場で活用

VoicePingのバイリンガルモードで日本語と韓国語のリアルタイム翻訳を行っている様子

VoicePingのバイリンガルモードで日本語と韓国語のリアルタイム翻訳を行っている様子(画像提供:株式会社Brave group)

具体的にはどんな場面で使われていますか?

西さん: 親会社であるBrave groupのホールディングス自体は、バックオフィス業務やイベントのサポートなど、子会社をサポートする立ち位置です。IPとしては海外のものもあり、仲介は日本人で話を進めるというケースが多くあります。

その中の会議で、韓国語はもちろんですが、日本語と英語の組み合わせでも利用しています。たとえば取引先に英語圏の方がいて、日本の私たちやIPの会社のスタッフがいるMTGでは現場スタッフの仲介として私たちがいる時に、言語が多言語になるわけです。そういう場面でよく使っていますね。

韓国語以外の言語でも活用されているんですね。

西さん: はい。タイ語でも利用している人がいるようです。まだフィードバックは集め切れていないんですけど、いろんな言語の場面で活用が広がっています。

通訳メンバーの負荷が激減 ― 「会議に気負いせず参加できる」

導入後の効果はいかがですか?

西さん: 一番大きいのは、韓国語を話せるメンバーの負荷が落ちたことですね。以前はその方にリアルタイムで通訳していただいていたのですが、VoicePingを入れてからは、一旦文面に落として、ニュアンスが違うなというところだけお伝えいただくという形に変わりました。工数というか、負荷がだいぶ落ちたかなと思います。

それともう一つ、日本人スタッフ側にとっても大きな変化がありました。アカウントを持っている人であれば、韓国語を話せるメンバーが誰もいなくても、ツールを使えば最低限のコミュニケーションが取れるという前提を持てるようになりました。それによって、海外との会議に気負いせず参加できるようになりました。会議の重要なポイントにちゃんと集中して進められるようになったという点で、すごく効果があったと思います。

費用対効果としてはどう評価されていますか?

西さん: 正直なところ、費用対効果を定量的に出すのは難しいですが、会議に臨む皆さんのハードルが下がったのは確かです。それが一番の価値だと思っています。

導入後の変化を整理すると、日常の会議では次のような効果が生まれています。

  • 韓国語を話せるメンバーが、会議全体をリアルタイムで通訳し続ける必要がなくなった
  • 日本人スタッフが、韓国語話者が同席していない海外会議にも参加しやすくなった
  • VoicePingの文字起こしにより、多言語参加者がニュアンスを確認しやすくなった
  • 韓国語だけでなく、英語・タイ語など複数言語の会議にも同じワークフローを応用できるようになった

バイリンガルモードが現場で好評 ― 「1つのアプリで両方が見える」

導入後にリリースされた機能で、評判の良かったものはありますか?

西さん: 当初は文字起こしと翻訳がA言語からB言語への一方向だったんですが、バイリンガルモードで双方向に切り替えられるようになったことが、かなり良かったですね。

自分たちが喋ったものがそのまま文字起こしされて相手に見えて、今度は相手が話したものもこちらに見える。会話ってキャッチボールになるので、以前はあっち側も言語を切り替えてとか、面倒でした。それが1つのアプリ上で両方見えるようになって、すごく楽になったという意見をメンバーからいただきました。

ちょうど私たち自身が「そういう機能はないの?」とメンバーから言われていた時期があって、「開発元に要望を出して頑張ってください」と言っていたら、1ヶ月後くらいにちょうどリリースされて。いいタイミングで嬉しかったですね。

翻訳精度への率直なフィードバック

翻訳品質について、率直なご意見をお聞かせください。

西さん: 日本語・英語に関しては申し分ないです。韓国語のところに関しては、現地スタッフから「もう少しニュアンスが……」というフィードバックが若干来ています。

ただ、リリースノートやアップデートの内容はいつも確認させていただいているので、開発の頻度は把握しています。品質向上に向けて頑張っていただけたら、私たちももっと活用できるかなと思っています。

あとは、固有名詞の辞書登録機能もあると思いますが、いかんせん子会社が多い関係上、登録しないといけない辞書がとても多いです。なので一旦は「専門用語はもう少しわかりやすい言葉に言い直してください」という運用にしています。

グローバル展開するエンターテインメント企業での活用シーン

Brave groupでのVoicePing活用は、グローバルにIPやエンターテインメント事業を展開する企業にとって、次のようなユースケースの参考になります。

  • 海外子会社との会議: 経営統合後の日常コミュニケーションを、韓国語・日本語のリアルタイム翻訳で支援
  • 国境を越えたプロジェクト進行: 日本語・韓国語・英語・タイ語など、複数言語が混在する会議で翻訳テキストを共有
  • 会議内容の記録: 文字起こしを残すことで、多言語会議後の確認や振り返りをしやすくする
  • オフラインイベントや配信: VTuber音楽フェス、eスポーツイベント、OBS配信でのリアルタイム字幕・翻訳への展開可能性

今後の展望 ― VTuberのオフラインイベントで多言語対応を実現したい

今後、VoicePingをどのように活用していきたいですか?

西さん: まず、海外のいろんな拠点や国に展開する上で、言語という壁はいつもつきまとっていると思っています。VoicePingが翻訳できる言語を多く持たれているのは、改めてありがたいです。もし自分たちがこれから進出したい国の言語にパッと対応していれば、すごく嬉しいですね。

それからもう一つ、社内で要望として上がっているのが、オフラインイベントでの活用です。弊社はVTuberの音楽フェスやeスポーツのイベントなど、オフラインのイベントが各事業部で増えてきています。

そういった現場にはいろんな言語の方がいらっしゃるので、自分のスマートフォンを使って、何が起こっているのかを文字ベースでリアルタイムに理解できるような仕組みがあれば、もっといい体験ができるのではないかと思っています。

VTuberの配信やライブでの活用も視野に入っていますか?

西さん: 弊社の場合、OBSのような配信ツールを使っているので、WebhookやWebSocketでつないで画面上に翻訳を出すようなパーツとして組み込めると、各IPのチームはすごく助かると言っていただけそうな気がしますね。もし機会があればぜひ相談させてください。

まとめ

株式会社Brave groupは、韓国企業との経営統合を機にVoicePingを導入し、日常的な多言語コミュニケーションの課題を解決しました。他社ツールで課題となっていた二段階翻訳の不自然さを、言語ペアごとにAIモデルを最適化するVoicePingのアプローチで克服。通訳担当メンバーの負荷軽減と、社員全体の海外会議への心理的ハードルの低下を実現しています。

特に印象的だったのは、「話せるメンバーがいなくても、最低限のコミュニケーションが取れるという前提を持てるようになった」というお言葉でした。VoicePingは単なる翻訳ツールではなく、グローバルに展開する組織全体のコミュニケーションの安心感を底上げする存在になっています。

今後はVTuberの音楽フェスやeスポーツイベントなどオフラインイベントでの多言語対応、さらにはOBS連携による配信への翻訳組み込みなど、エンターテインメント業界ならではの新しいユースケースの広がりが期待されます。

取材日: 2026年3月10日
取材協力: 西 晃生氏(株式会社Brave group グループ管理本部 情報システム部 部長)

項目内容
会社名株式会社Brave group
事業内容IP(知的財産)プロダクション事業、受託開発事業、ハードウェア企画・販売事業、トレーディングカードゲーム事業 ほか
所在地〒108-0014 東京都港区芝4-1-28 PMO田町Ⅲ 8階
ウェブサイトhttps://bravegroup.co.jp

VoicePingで多言語チームのコミュニケーションをスムーズに

VoicePingは、イベント・会議向けリアルタイム翻訳 、多言語の文字起こし、バーチャルオフィス機能を備えたコミュニケーションツールです。多国籍チームでの会議やイベントにおける言語の壁を取り払い、スムーズなコミュニケーションを実現します。

  • 海外拠点との会議で言語が障壁になっている
  • 通訳担当者への業務負荷が集中している
  • 社員が海外会議への参加を躊躇している

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